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第16話 引越し

こんな、でぶっちょ一家を見かねてか、

ある人から、好意的なお誘いを受けました。

その人は、父の会社の社長さんで原田さんという方でした。

原田さんは父の勤め先である工場に、隣接した場所に

自宅を持ってまして、その自宅と工場の間に社員の寮に

使用していた部屋がありました。

部屋といっても、ちゃんと独立した平屋の一軒家でした。

ただ、ほとんど、工場と接しているので、独立しているか

どうかは、意見の分かれるところですが。

まあ、そこが空いているので、入居しないかという

ありがたいお誘いでした。

しかも、家賃はただ同然だったと思います。

今まで住んでいたアパートの家賃がいくらだったのかは、

でぶっちょは知りませんが、その家賃と同等かそれ以下

だったと推測されます。

でぶっちょ一家にとってこの話は、渡りに舟

たぶん、父は二つ返事で受けたのだと思います。

間取りは2DKで、もちろん台所もトイレもついていました。

ただお風呂はなかったので、銭湯に通ってました。

しかし、広くなったとはいえ、8人の大家族です。

やはり、寝るときは苦労していたみたいで、でぶっちょと

弟のつよっちょは押入れを改造した、ベッドで寝ていました。

押入れの上がでぶっちょで、下がつよっちょでした。

居候している母の父が、元大工でしたので押入れの間口に

ピッタリはまる柵をこしらえて、でぶっちょが押入れから

落ちないようにしただけのものでした。


しかし、本当に原田さんはいい人でした。

子供はいなくて、奥さんと二人暮しで、柴犬を飼ってました。

でぶっちょ3兄弟には、とてもやさしくて、いつもお菓子を

もらっていた記憶があります。

こうして、父の会社のすぐ横に引っ越した、でぶっちょ一家は

とりあえず、落ち着きを取り戻したかのように見えました。


  つづく













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